建設系CPDプログラム : プログラム詳細

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プログラム名 平成25年度京都景観エリアマネジメント講座・基礎講座(全8回)
主催者 NPO法人京都景観フォーラム
開催日 13/07/20〜14/02/15 (211日間)
開催場所 京都市景観・まちづくりセンター(「ひと・まち交流館京都」地下1階)
(京都府 京都市)
定員 40名
料金 通年(全8回):28,000円  単回:4,500円
CPD単位
(取得目安)
- 対象者 中級,上級
プログラムの形態 講習会 教育分野 E、J、O
プログラムの目標 「景観まちづくり」を進める際には、その地域の歴史や文化、商いや経済の状況、人々の暮らし方など固有の情報を読み取り、地域住民が共有する価値観を現実の景観に結実させていくことが必要です。本講座では、こうしたプロセスに関わる各方面の専門家を養成することを目的に、景観まちづくりに関する幅広い分野の基本的な知識を学びます。
プログラムの内容
(講師と演題)
■第1回:7月20日(土) 基礎理論
「景観とは何か」「景観はなぜ重要なのか」といった根本の考え方や基本の思想を理解することで、良い景観の客観的な評価の仕方などを学びます。
堀 繁氏(東京大学大学院教授)
■第2回:8月17日(土) 海外事例と伝統文化
世界の歴史都市はどのようにして景観を保全してきたのかという具体的な事例を学び、京都の景観保全のあり方を考えます。また、日本人の自然との関わり方や空間の捉え方について、日本に受け継がれている伝統文化である華道を通じて学びます。さらに、京都景観エリアマネージャーとしての役割について考えるワークショップを、受講生の交流もかねて行います。
宗田 好史氏(京都府立大学教授)
笹岡 隆甫氏(華道「未生流笹岡」家元
■第3回:9月21日(土) 京都のまちの形成と景観史
京都のまちがどのように成立し、どのような変容を経て近代・現代の町並みを形成しているのかについて学ぶことで、受け継いできたまちの価値を再認識するとともに、これからの町並みを考えます。
高橋 康夫氏(花園大学教授・京都大学名誉教授)
中川 理氏 (京都工芸繊維大学工芸学部教授)
■第4回:10月19日(土) 土木と景観デザイン
景観デザインの視点から景観の構造をひも解き、インフラストラクチャーを含めた幅広い観点から、都市のデザインの手法を学びます。
山田 圭二郎氏(京都大学大学院)
篠原 修氏(東京大学名誉教授・SDデザイン会議代表)
■第5回:11月16日(土) 京の生活文化
京都の人々が暮らしのなかで培ってきた「茶の文化」などに代表される生活文化やそれを体現する作法を通じ、根底に流れるもてなしの精神や美意識などが、京都のまちの景観形成にどのように寄与してきたかを学びます。
矢ヶ崎 善太郎氏(京都工芸繊維大学大学院准教授)
谷 晃氏(野村美術館館長・茶の湯文化学会会長)
■第6回:12月21日(土) 建築とランドスケープ
京都において、建築やランドスケープを景観として成立させるためのプロセスや思想について、他地域での事例を踏まえつつ学びます。
江川 直樹氏(関西大学教授/建築家)
佐々木 葉二氏(京都造形芸術大学教授)
■第7回:1月18日(土) 景観政策と法律
京都の市民が景観を守るために果たしてきた活動の足跡を知り、法務という側面から市民主体のまちづくりについて学びます。
飯田  昭氏(弁護士 京都第一法律事務所)
石田 光廣氏(司法書士 まちづくり司法書士事務所)
■第8回:2月15日(土) 景観まちづくり・修了式
京都の景観を創っていくのは京都の市民であることを認識し、地域コミュニティの有り方や、価値を共有しながら育てていく景観まちづくりのしくみを学びます。また、実践講座を修了する者のレポートの発表を聴き、専門家として景観エリアマネジメントにどう関われるかを考えます。
高田 光雄氏(京都大学大学院教授)
その他
(アンケート実施の有無など)
アンケート調査あり。

★CPD単位は、4.3単位×出席回数となります。
詳細情報・申込 開催期間終了